いろんな栄枯盛衰。。。

(8/10の記事から読まないと内容が分からないと思われます)

 

人は必ず『栄枯盛衰』なのかなと思う…。
人の人生もそれぞれなんだなぁと…いろいろ考えさせられた。

 


母は精神異常で入退院の繰り返し。
でもわざと入退院の繰り返しをしていたんだと思う。保険金の関係で。
母はどこまでもあざとかった。

父も糖尿病で母に言われるがまま一時入院をしていたそうだ。

 

 

昔は衝動買いで車を買ったり家を買ったりしていたのに、廃れたもんだ…

 

 

どんなにブチ切れても脅しても私が実家に戻らないとわかったんだろう。今度は不幸話で引き戻そうと頑張ってた。
母は電話で私に「このままいくと自己破産しそうだから…」と同情してもらおうと頑張っていたが、私は同情なんかしない。
もう親が飢死のうが病気で医療費が払えなかろうが助けるつもりはない。
「じゃぁ自己破産すれば?」って言い返すと助けてと言わんばかりに不幸話を続ける。

家族だけど家族ではない。

 

 

 


クラブで出会ったKさんは私の10コ上だったが、なんか…好きにはなれなかった。
Kさんは付き合っていた彼女(?)と同棲解消したのか麻布から渋谷に引っ越したと連絡をくれた。
麻布の広いマンションを出て、渋谷のマンションに越したようだ。絶対なにかあった…。が、彼は言わない。

 

 

そのマンションに一度だけ遊びに行った事があるが、彼が引っ越してきた渋谷のこのマンション…2年後にまた訪れることになるんだ…。世間て狭い。

 

 

 

 

いつの間にか、またT(借金2000万の男)と連絡を取るようになってた。もう完全腐れ縁。
でもまぁ、彼は徐々に優しくなったと思う。付き合い始めの頃は17歳も年の差があるのによく喧嘩した。
何年も経つとお互い「あーハイハイ」で、たいした喧嘩にもならないし、言い争いをしても5分後には普通に話していた。

 

 

Tは出張時にわざわざブランド物のコートを私にと買ってきた。サイズがぴったり過ぎて怖かった。
意外と私の事見ていたのか…?

 

 

 

彼はどんなことをして稼いでいたんだろうか…。時間が経つにつれ彼がどんどん分からなくなっていった。
だがお金は心に余裕も与えるんだろう…。
年もあるだろうが、年々角が取れて丸くなったように感じた。

 

 

 


半年ぶりにR君(42階に住んでるIT社長)からメールが来たが、「会いたい」ではなく「話がある」だった。
これはなにかあったなと不安になった…。
夜中、彼が私の家の近くまで車で来た。


とりあえず助手席に座った。


彼から出てきた一番初めの言葉が「もしかしたら…逮捕されるかもしれないんだよね~」って私からしたら非日常的な言葉だった。
実は連絡の取れない半年の間にR君を取り巻く環境がだいぶ変わったようで。

ある日突然警視庁の方々が段ボールをもって彼の自宅に来たそう。
PC等を箱に詰めて持って行ったようだ。

 


彼自身は法に触れることはしてないのだが、彼の知り合い達が芋づる式で逮捕されてニュースになっていた。それで彼も疑われたらしい。
「もし警察から連絡来ても何も知らないと言いいなね」と言われた。
というか、彼の仕事の内容なんて「IT」ってジャンルくらいしか知らないから警察に訊かれても何も答えられない。

 


彼はあのマンションを退居して車で放浪生活をしていたようだ。貯金はかなりあるのに口座が凍結させられていたのでお金がおろせず生活がしづらそうだった。
ついこの前までラスベガスで遊んだり、プライベートジェットに乗ったりしてブルジョアな生活をしていたのに…一転していて驚いた…。

 

 

 

もともとSNSは好きではなかったが、T(借金2000万の男)にFacebookしなよと言われFacebookを始めた。
彼的に集客してほしかっただけだと思う。
だから私は本名じゃなくて偽名でFacebookに登録した。

 

集客は意外と簡単で顔や体のパーツの写真出せば男が寄ってくるし、現金の写真をアップすれば稼ぎたい人が寄ってくる。
少しメンヘラな投稿をすればヤリ目の人が心配したフリして寄ってくる。(でも途中本当に精神おかしくて投稿が変だったけどね。)

 

一人二役もしていた。意外とバレないもんだ。

 

稼ぎたいと寄ってきた人をただTに流すだけ。

 

Tにお前経営者になれと言われ、一時本当に迷い、CICとJICCと印鑑登録まではとった。(結局起業する前にTと完全に別れたから起業はしていないけど。)
ただCICとJICCをみて安心した。母の保証人等にはなってなかった。
特に何も情報なかった。クレジットカードは一応持ってるがそうそう使わないし…。

 

 

 

 

いつの間にかTと毎日逢うようになり、彼の仕事仲間ともよく顔を合わせるようになった。Tの仕事の打ち合わせによく同席していた。
40代の男3人と20代の私の4人でキャバクラに行ったり、BARで朝方まで飲んだりしていた。
Tがキャバ嬢とイチャイチャしたりキスしてても気にならなかった…。というか彼氏彼女の関係と言うより仕事仲間という関係になっていたので、気にしたところでどうにもならないことは気づいてた。
私は私でキャバ嬢と楽しく会話してた。

彼は もう私のことを『彼女』としては見ていなかったんだろう。

 


でも一つビックリしたことがあった。
私が女友達を連れてTとの打ち合わせに出た際、雑談中にTが私の友達に
「俺、この子(私)に数年食わせてもらってたんよ。この子にはホント感謝してる」って言ってた。
感謝してたんだ。
ようやく後ろを振り返れるくらいの余裕が出来たんだな。

 

 

 

 

 

 

 


R君から「温泉いこっかぁ」って突然連絡がきて、夜の11時過ぎから2人で東北にR君の車で向かった。
中山道でまったく街灯のないところで車から降り、天の川眺めた。めっちゃキレイだった。こんな星空は自衛隊以来だった。

 

川の横にひっそりある温泉にのんびり浸かって色々話した。

 

 

栄えた人はいつか衰えるんだろうね。